こんにちは、さこ(@sako_kurashi)です。報告です!
2019年の目標であった、透析技術認定士認定試験に合格しました*

自信はなかったのですが、周囲にたくさん協力してもらい試験勉強をしていたので、
無事合格できホッとしています。
認定試験を受ける際には、複数ブログを参考にさせていただいたので、
わたしもこのブログでまとめようと思います。今回の投稿では、
- 申し込み~合格発表までの流れ
- 試験取得にかかった費用
について知りたい方は、ぜひ参考にしてください。
申し込み前~認定試験までの流れ
申し込み前
受験申込み前には、公益財団 医療機器センター 透析技術認定士のサイト を
しっかり読み込みましょう。
細かい指定が多く、見落としやすいです!
また、必要書類が複数枚あったり、
透析業務経験年数証明書は病院に記入してもらう必要があるため、
締め切り日に十分注意が必要です。
早め早めに準備していきましょう!
第41回認定試験より、申込方法が変更されています。
期間内にEmail登録が完了しなかった場合、
その後の手続きができないようです。
申し込み~認定試験
自身の第40回透析技術認定士認定講習会のスケジュールを表にしてみました。
認定講習会受講申し込み | 2018.8/29受付完了 |
書類作成・提出 | 2018.9/28期限 |
審査結果通知 | 2018.12/21通知 |
受講手続き締め切り | 2019.1/?期限 |
受講票・講習会テキスト配布 | 2019.1/18発送 |
試験日程の決定連絡 | 2019.2/13通知 |
認定講習会 | 【会場】2019.2/5~2/8
【e-ランニング】2019.2/22~3/22 |
受験申し込み締め切り日 | 2019.3/8期限 |
受験票発送 | 2019.4/15発送 |
認定試験 | 2019.5/12 |
試験申し込み時には、上旬などの記載により日にちが明確に決まってないので、
スケジュールの参考にしてください。
4か月の勉強期間では心配という方は、ハンドブックが楽天でも購入できます。
e-ランニングの実際
open sky schoolという専用サイトにアクセスし、講義を受講します。
24時間都合のいい時間に、好きな場所で視聴できる
ので、e-ランニングは大変便利でした。
講義を最初から最後まで視聴すると、視聴完了となり、
すべての講義を視聴することで認定試験の試験資格が得られます。
e-ランニングの詳細が手元に届いたら、スケジューリングをおすすめします。
<認定試験 講義内容>
- 血液浄化療法の歴史
- バスキュラーアクセス
- 小児患者に対する透析
- 薬物療法
- 血液浄化療法の工学的基礎知識
- 腹膜透析
- 長期透析に伴う合併症(心血管系合併症)
- 臨床検査
- 血液透析機器・装置
- 腎臓病(腎不全)の病態と症状
- 長期透析に伴う合併症(骨ミネラル代謝異常)
- 腎移植
- 安全対策
- 急性血液浄化
- 長期透析に伴う合併症(透析アミロイドーシス)
- 透析患者の看護
- 透析室の感染対策
- 慢性透析療法
- 脂質異常症
- 透析療法における倫理的問題
- 血液浄化療法の概要と実際
- 透析患者と外科手術
- 栄養管理
認定試験の実際
申し込み時点では、日程はわからず2019.2/13にメールで連絡が来ました。
<第40回認定試験>
日程: 2019.5/12(日)
場所: 東京工科大学 蒲田キャンパス
当日のタイムスケジュール
さこはまだ生後8か月の子がいたので、弾丸日帰りツアーでした。
- 5時自宅出発
- 7:05発 8:15羽田着ANA
- 8:31羽田空港国際線ターミナル発 8:39京急蒲田着
- 9時頃 東京工科大 蒲田キャンパス着(徒歩16分)
- 10:00 集合時刻
- 10:35~12:15 午前の部 試験時間(100分)
- 12:15~13:25 昼休み(70分)
- 13:40~15:20 午後の部 試験時間(100分)
蒲田キャンパスはすぐ横にスーパーがあり、お弁当やおにぎりを購入できます。
試験会場内での飲食が可能でした。
試験前に購入して持ち込むと、昼食時間もテキストを見直すことができます!
試験内容振り返り
午前・午後ともに問題数は70問でした。
解答用紙はマークシート方式ですが、
解答方法が複数あり、ケアレスミスがないよう十分注意が必要でした。
- 1つの正誤の解答を選ぶ
- 複数の組み合わせから正誤の解答を選ぶ
- 正誤のみ選ぶ
問題の6割ほどは過去問題集を解いていれば、解ける内容でしたが、
問い方が違ったり、
a+b=cのような問題では、cではなくaを問うたりと、
丸暗記や付け焼刃の勉強では合格できないかなという印象です。
問題自体はテキストに準じており、テキストを読んでいれば解けますが、
「おぉぉ、こんな細かいところから出す!!?」みたいなことが多々あったので、
複数回テキストを読み込むことをお勧めします。
次の投稿でおすすめの勉強法と問題集についてまとめています!

試験後~合格発表までの流れ
合格発表 | 2019.7/30発送 |
認定登録手続き | 2019.8締め切り |
認定書交付 | 2019.10月下旬予定 |
資格取得のためにかかった費用
家計ブログなので、お決まりの金額発表にうつりたいと思います。
- 封筒、切手代 216+280+120+242+140=998円
- 問題集 3,557円
- eランニング受講 36,000円(会場受講 36,000円、会場+eランニング 50,000円)
- 認定試験料 10,000円
- 透析技術認定士登録料 5,000円
- 振込手数料 80+80+150=310円
- 認定試験・認定登録用証明写真 800円×2回=1600円
- 羽田までの往復航空券 特典航空券のため0円
ちなみにわたしの勤める病院では、資格取得のための金銭的援助はありません。
また資格取得による給与のUPもありません。
今回は羽田往復に特典航空券が使用できたので、費用をやや抑えることができました。
やっててよかった陸マイラー!!陸マイラーおすすめですよ♡

まとめ
今回認定試験を受けたことによって、透析の専門的な知識を学び直し、
日常業務に生かせると感じました。
高齢化や糖尿病患者の増加により、今後も透析患者は増加すると考えられますし、
転職時にも有利になるかと思います。
これから透析技術認定士の資格試験を受けられる方の参考になれば幸いです。